価値観の変化などにより、男性もムダ毛処理を求められるようになりつつあります。自宅で出来る脱毛方法をお探しの方がいるかもしれませんね。
このページでは、自宅で行える8つの脱毛方法を紹介しています。それぞれのメリットとデメリットも解説するので、自分に合っている方法を選べるはずです。併せて、パーツ別にオススメの脱毛方法も紹介しています。参考にすれば、脱毛方法をより選びやすくなります。
この記事を読めば、自宅で行える男性の脱毛方法が詳しくわかります。効率よくムダ毛を処理したい方や綺麗にムダ毛を処理したい方などは確認しておきましょう。
男性の脱毛とは?
最近では男性も脱毛をしていくのが当たり前になっています。
特にサロンやクリニックで脱毛をしていく男性も多いですが、自宅で手軽に脱毛をする人も多いです。
また、脱毛ではなくても、ムダ毛処理をしている男性は多いです。
男性の脱毛というと、ヒゲだけではなくて脇や脛、おしりなどのVIOラインの脱毛がメインになっています。
胸やお腹の脱毛をしている男性も増えています。
今回は特に自宅でできる脱毛方法について見ていきたいと思います。
自宅で出来る脱毛方法は?
ワックス脱毛
男性が自宅で脱毛をするなかで最もおすすめな方法が、このワックス脱毛になります。
▼ワックス脱毛のおすすめポイント
- 価格がサロンで行う10分の1くらいになる
- 1度処理をすると1ヵ月くらいは大丈夫
- やればやるほど毛が薄くなっていく
以上のようなポイントが、男性の自宅での脱毛にワックスがいい理由です。
また、特に男性の場合、脱毛サロンに行くという行為に、女性と違って抵抗を覚える人も多いです。
確かに今はプライバシー保護の観点から、施術は個室や厚いカーテンで仕切られた空間で行われることが多いです。しかし、待合室や受付など、どうしても他の人に見られるリスクというのは避けられません。
ワックス脱毛のいいところは、回数を重ねるたびに、だんだんと毛が薄くなっていくということです。
ワックス脱毛はしっかりと毛穴ごと引き抜くので、そこから生えてくる毛が徐々に薄くなっていくという特徴があります。
発毛組織を破壊するようなレーザー脱毛とまではいきませんが、それでも毛が薄くなっていくので、通常のシェーバーやカミソリを使ったケアに比べると脱毛効果も強く感じることができるはずです。
特に自宅でのワックス脱毛であれば、費用を大きく抑えることができます。
ワックスは1000円程度で販売されています。
ネットでも販売しているショップが多くなっているので、自宅にいながらネットでワックスを手に入れることができます。
毛抜き
毛抜きはカミソリを使った脱毛方法のように、非常に手軽にすることができます。
以下に毛抜きによる処理のメリットをみていきます。
▼毛抜きのメリット
- いつでも簡単にできる
- お金がかからない
- カミソリによる処理よりも黒いポツポツが残らず綺麗
- 剃るよりも抜くほうが次に毛が生えてくるまでの期間が長い
このようなことがメリットとして挙げられます。
特に毛抜きではカミソリよりも綺麗に仕上げることができるというのが最大の特徴です。
以下にデメリットを挙げていきます。
▼毛抜きのデメリット
- 時間がかかる
- 痛い
- 埋没毛のリスクがある
このようなことがデメリットして挙げられます。
特に毛抜きの場合、一本一本処理していくために時間がかかりやすいです。
また、抜くときに部位によっては強烈な痛みが伴います。特にVIOラインなどは大きな痛みが発生しやすいです。
毛抜きによって処理する際の注意点としては、しっかりと毛の流れに合わせて抜いていくということです。そうでないと、皮膚の下に毛が入り込んでしまう埋没毛という状態になってしまうことがあります。
また、毛の流れを考慮して抜かないと、皮膚が抜くときに毛に引っ張られてしまって、毛穴が浮き上がってしまうことがあります。鳥肌のように見えてしまうこともあるので、抜き方には注意をしなければなりません。
カミソリ
カミソリによってムダ毛の処理をしている男性は多いです。
この項目ではカミソリのメリットとデメリットをそれぞれ解説していきます。
▼カミソリのメリット
- 安い
- 処理の時間が短い
▼カミソリのデメリット
- 毛抜きのように完全には毛がなくならない(黒くポツポツ残る)
- 次に処理するまでの期間が短い
- 剃るのでカミソリ負けなどの肌トラブルを起こしやすい
このようなことが、カミソリによる処理のメリットとデメリットとなっています。
カミソリは特に刃の枚数が多いものを使うのがおすすめです。
2枚より3枚、そして5枚刃というように、刃の枚数が多いものほど肌への刺激を少なくすることができます。
特にカミソリはT字の物が扱いやすくていいでしょう。
使用の際の注意点としては、毛の流れに沿って順剃りするということです。
毛の流れから逆に刃を当てる逆剃りという方法は、確かに深剃りには向いているのですが、カミソリ負けを起こしやすいです。
そのため、肌が強い人は逆剃りでもいいですが、特別そうでない方の場合には順剃りがおすすめです。
電気シェーバー
カミソリと同じく、男性に人気のムダ毛処理方法が電気シェーバーです。主なメリットとデメリットは次の通りです。
▼電気シェーバーのメリット
- 肌に負担をかけにくい
- ランニングコストが安い
肌に負担をかけにくい理由は、カミソリとは異なり刃が、直接、肌に触れないから。この点は大きなメリットといえるでしょう。電気代以外、ランニングコストがほとんどかからない点も魅力です。
▼電気シェーバーのデメリット
- ムダ毛をきれいに処理しづらい
- イニシャルコストがかかる
刃が、直接、肌に触れないので、ムダ毛を深く処理することは難しいようです。処理したムダ毛はすぐに生えてきます。製品によっては、価格が高い点もデメリットとして挙げられます。
すきばさみ
ムダ毛をすきばさみで処理する男性もいるようです。すきばさみとは、刃が櫛状になっているハサミのこと。メリットは次の通りです。
▼すきばさみのメリット
- 手軽にムダ毛の量を減らせる
- 刃が当たらないので、肌に負担をかけにくい
- ムダ毛を短時間で処理できる
すきばさみの最大のメリットは、手軽にムダ毛の量を調整できること。すね毛など、ムダ毛の量が多い部位の処理に適しています。刃が肌に当たらないので、肌トラブルを起こしづらい点も魅力です。
▼すきばさみのデメリット
- 見えている毛の一部をカットして間引くだけ
- すぐに元の状態に戻る
対するデメリットは、ムダ毛を毛根から処理できないこと。見えている毛を間引くだけなので、すぐに元の状態に戻ります。一時的な処理に適している方法といえるでしょう。
除毛剤
除毛剤は脱毛クリームなどという風にも呼ばれていて、非常に人気が高いアイテムになっています。
除毛剤は、特にチオグリコール酸カルシウムという成分によって、毛を溶かすことによって脱毛効果をあげるものです。
ですので、厳密には脱毛ではなくて、除毛というのが正しいといえます。
▼除毛剤のメリット
- 安い
- 時間がかからない
- 根元まで綺麗に処理できる
除毛剤のメリットとしては、やはり安いということが挙げられます。
男性用の除毛剤も多く出回るようになっていて、価格も3000円に収まります。
特にカミソリを使った処理よりも広範囲をすばやく処理することができます。
5分程度で1回の処理が終わります。
カミソリよりも仕上がりが綺麗です。
より深く処理することができます。
▼除毛剤のデメリット
- 肌に刺激になる可能性
- 脱毛ではないので、またすぐに処理する必要性
このようなことが、除毛剤のデメリットになっています。
特に除毛剤は毛を溶かして処理するという方法になっています。そのため、肌に刺激になる可能性もあるわけです。
除毛剤を塗った箇所が赤くなってしまったり、ヒリヒリしたりということがあります。敏感肌の方は使用にあたって注意をする必要があるでしょう。
除毛剤は、特に使用したからといって、その部位から毛が生えてこなくなるということはありません。薄くなることもありません。
そのため、また生えてきたら処理をするということを繰り返す必要があります。
▼除毛剤使用の際の注意点
特に除毛剤を使用するにあたって注意をしたいのは、除毛剤を塗布している時間です。指定の時間以上に塗っておいたからといって、効果が上がるということはありません。
ですので、説明書に記載されている時間以上に塗っておくのは控えるようにしましょう。
あまり長い時間塗布したままにしていると、それだけ肌に刺激になってトラブルの原因となってしまいます。
脱色
ムダ毛の処理として脱色の手段を用いる方も多くなっています。
▼脱色のメリット
- 毛抜きやカミソリより肌に優しい
- 一度脱色をすると当分何もしなくていい
特に脱色はカミソリよりも肌に刺激が少ないです。
カミソリ負けを起こしやすいという人にも選ばれています。
脱色を一度してしまえば、基本的には何もしなくても色が戻ることはありません。
▼脱色のデメリット
- 脱色をしたことで、余計に毛が目立つことがある
- 脱色剤が合わないとかぶれる可能性がある
- デリケートゾーンには使用できない
脱色をすると、光の当たり具合などで、ムダ毛が余計に目立ってしまうことがあります。
脱色剤が肌に合っていないと、かぶれなどの肌トラブルを引き起こす可能性があります。
デリケートゾーンなどの部位には使用できないことが多いです。
脱毛器
最近では、男性も使える家庭用脱毛器が多くリリースされるようになっています。
▼脱毛器のメリット
- 除毛ではなくて脱毛できる
- サロンへ行くより安く脱毛できることもある
▼脱毛器のデメリット
- サロンよりは効果が薄い
- カミソリなどに比べるとコストがかかる
このようなものが、脱毛器のメリットとデメリットになっています。
除毛ではなくて脱毛をしっかりできるというのが、脱毛器のメリットです。
特に脱毛器の相場は5~10万くらいとなっていて、サロンに行くより安く脱毛できることもあります。
サロンに比べるとやはり出力の点で劣るので、効果が出るまで時間がかかることも多いです。
また、安くても5万程度はかかってきます。カミソリなどの処理に比べればやはり費用がかかります。
▼脱毛器使用時の注意点
特に脱毛器を使用する場合には、脱毛方式の理解が重要です。
フラッシュ脱毛式、レーザー脱毛式など、脱毛器によって脱毛方式が変わってきます。
それを理解したうえで、適切な部位に使用していくようにしましょう。
部位別・お勧めの脱毛方法
以上の方法などで、自宅で脱毛することができます。それぞれメリット・デメリットが異なるので、どの方法で脱毛すればよいかお悩みの方が多いかもしれませんね。男性が自宅で脱毛する場合、どの方法を選べばよいのでしょうか。部位別にオススメの方法を紹介します。
自宅で髭を脱毛したい
紹介した中で、髭脱毛におすすめの方法はカミソリです。ただし、肌を傷つけやすい方法なので、髭を剃る前にシェービングクリームを塗る、髭を剃った後に化粧水と乳液を塗るなどのケアは欠かせません。肌トラブルが心配な方は電気シェーバーを利用しましょう。刃が肌に触れないので、肌トラブルを起こしにくいとされています。
脱毛ワックスや除毛剤の利用はオススメできません。肌がデリケートなので、トラブルを起こしやすいからです。家庭用脱毛器は、顔に利用できることを確かめてから利用することが重要です。
自宅で胸毛を脱毛したい
仕上がりだけで考えると、脱毛ワックスや除毛剤がオススメといえます。ただし、どちらも肌に負担をかけやすい方法なので積極的にはオススメできません。脱毛の頻度やアフターケアなどをよく考えて行いましょう。
肌に負担を掛けにくい方法は電気シェーバーとすきばさみですが、いずれもきれいな仕上がりにはなりません。仕上がりを重視したい場合、満足できない可能性があります。以上を理解したうえで、脱毛方法を選んでみてはいかがでしょうか。
自宅で陰部を脱毛したい
最も確実かつ安全な方法は、電気シェーバーで陰部のムダ毛を短く切りそろえることです。デメリットは、処理したムダ毛の先端がとがってチクチクすること。この点は除毛クリームを用いれば起こりにくいとされていますが、ムダ毛と一緒に皮膚まで溶かしてしまうのでデリケートな陰部の脱毛にはあまりオススメできません。一時的にせよツルツルになっても良いのであれば、家庭用脱毛器できれいに処理してもよいかもしれません。
毛抜きや脱毛ワックスなど、ムダ毛を抜く方法はリスクが高いといえます。陰部のムダ毛は太いため、無理に抜くと強い痛みを伴うことや炎症を起こすことなどがあるからです。これらの方法を用いる方は、十分な注意が必要です。
自宅での脱毛はリスクを伴う
自宅で脱毛を行う場合、以上の方法などがお勧めです。ただし、いずれの方法を選んでも、綺麗に仕上がらない、肌に負担をかけるなどのデメリットがあります。自宅で完璧な脱毛を行うことは難しいといえるでしょう。
お困りの方は、クリニックで医療脱毛を受けてみてはいかがでしょうか。安全かつ確実に永久脱毛を行えるので、ムダ毛に悩まされることが無くなります。ある程度の費用は掛かりますが、ムダ毛処理の時間、ムダ毛処理を行う道具代を節約できるので長い目で見ると経済的です。
施術を受けることが恥ずかしい方は、男性専用のクリニックで相談すると良いでしょう。同じ悩みを抱える方ばかりなので、落ち着いて施術を受けることができます。
まとめ
- 男性が自宅で脱毛をするなかで最もおすすめな方法が、ワックス脱毛。
- 毛抜きやカミソリ、除毛剤、脱色、脱毛器などはデメリットもあるので使用する部位に合わせて方法を選択する必要がある。