毛の構造や毛周期(ヘアサイクル)が主導!レーザー脱毛の仕組みとは

永久脱毛の中でもより、脱毛効果が高いと言われる医療レーザー脱毛。

では何故、医療レーザー脱毛は脱毛効果が高いのか?

その理由は、医療レーザー脱毛のメカニズムにあると言えます。 そこで、医療レーザー脱毛のメカニズムと医療レーザー脱毛が痛いと言われる理由、また、痛みを緩和する方法についてなど、詳しく紹介していきましょう。

レーザー脱毛のメカニズム

永久脱毛方法として効果の高い医療レーザー脱毛ですが、まずは医療レーザー脱毛のメカニズムを知る前に、私たち人間の「体毛の構造」について紹介します。

体毛の構造について

私たち人間の体毛は、単に「体毛」というだけでなく、体毛の部分によってそれぞれ名前と特徴があるのです。 まずは以下をご覧ください。

  • 毛幹:皮膚の上に出ている体毛。普段目に見えて分かる部分です。
  • 毛根:皮膚の中(毛穴内)にある体毛組織の全体を指します。
  • 毛孔:皮膚の表面にある毛の出口を指します。よく「毛穴」と言われる部分ですね。
  • 毛球:毛根の最下部にあり、膨らんでいる部分のことをいいます。
  • 毛乳頭:毛母細胞に栄養を送る部分となります。
  • 毛母細胞:体毛の元となる部分です。毛母細胞が分裂することで体毛は作られ、成長していきます。
  • 毛包:毛根を包み込むようにある組織のことを指します。

以上が私たち人間の体毛のそれぞれの名前と特徴となります。

レーザー脱毛 仕組み

たった1本の体毛であってもこんなにも構造が分かれているのは意外ですね。

医療レーザー脱毛のメカニズムについて

体毛の構造が分かったところで、次に、本題となる医療レーザー脱毛のメカニズムについて見ていきましょう。 医療レーザー脱毛では、高出力のレーザーによって毛乳頭を破壊します。

レーザーは黒色に反応して照射される為、皮膚表面に毛がなくても毛穴内の毛に反応しレーザーが照射されるのです。

レーザー脱毛 医療

レーザーによって毛乳頭が破壊されると、毛母細胞に栄養が供給されなくなりますので、栄養不足となった毛母細胞は毛を作る、成長させるという本来の働きが出来なくなってしまう訳です。

これが、医療レーザー脱毛による永久脱毛の狙いとなります。 毛母細胞で毛を作る、成長させるといった働きが出来なくなるということは?

自ずと、体毛が生えてこなくなってきますね。結果、永久脱毛することが出来るのです。

但し、医療レーザー脱毛の施術は、1回で効果を得られるものではなく、繰り返し施術を受けることで脱毛効果が高まります。

また、施術を行う時期も重要で、体毛が生えてくる毛周期(ヘアサイクル)に合わせて施術を行うことで脱毛効果を高めることが出来るのです。

毛周期(ヘアサイクル)とは!?

私たち人間の身体に生える全ての体毛は、部位によって日数に差はあるものの毛周期(ヘアサイクル)によって再生を繰り返しています。

永久脱毛 皮膚科

毛周期(ヘアサイクル)は大きく分けて3つあり、体毛が成長する「成長期」、成長が止まり体毛が抜け落ちるまでの「退行期」、発毛が止まる「休止期」となります。

この3期の中で施術を行うのに最も適している周期は「成長期」です。

レーザーの照射を受けやすく、毛母細胞へ刺激を与えやすくなる為、成長期に施術を行うことで脱毛効果を高めることが出来ます。

医療レーザー脱毛は、施術と次の施術に一定期間の間が空きますが、これは次の成長期を待って施術を行うことでより脱毛効果を高めるからなのです。

医療レーザー脱毛が”痛い”理由

医療レーザー脱毛というと「痛い」というイメージを持たれている方がとても多いですね。

また、実際に医療レーザー脱毛を実施された方の多くがその感想として「痛み」を挙げているケースが少なくありません。

何故、医療レーザー脱毛は痛みが生じるのか? その理由を紹介します。

レーザー脱毛そのものの仕組みの問題

医療レーザー脱毛というのは、毛穴の中に存在する毛母細胞に高出力のレーザーを照射することで熱処理して体毛が生えてこないという効果を得るものです。

レーザーが毛穴の中に高出力で照射され上、細胞を破壊してしまう程の熱を加えていきますのでやはり多少の痛みが生じてしまうのは仕方のないことだと言えます。

レーザー脱毛器の種類によるもの

医療レーザー脱毛は「痛い」と言われていますが、実はレーザー脱毛に使われる脱毛器の種類によっても痛み方に差があります。

医療レーザー脱毛器は大きく分けて2つのタイプがあり、昔からレーザー脱毛の際に使われる「アレキサンドライトレーザー脱毛器」と最近、採用するクリニックが増えてきた「ダイオードレーザー脱毛器」があります。

アレキサンドライトレーザー脱毛器は、毛が太く濃いしっかりとした体毛の脱毛に適している反面、産毛のような細く薄い体毛はあまり得意としません。

対してダイオードレーザー脱毛器の場合、アレキサンドライトレーザー脱毛器が苦手とする産毛のような細く薄い体毛でも脱毛効果が高いことで、毛質や体毛の濃さによって使い分けるクリニックが多く見られます。

そして、この2つの脱毛器の違いの一つとして「痛み」も挙げられるのです。 アレキサンドライトレーザー脱毛器の場合、照射の際に生じる痛みはそれなりに「ある」のに対し、ダイオードレーザー脱毛器の場合、照射の際に生じる痛みは「ない」とはいえないもののアレキサンドライトレーザー脱毛器に比べると大きく軽減されています。

その為、医療レーザー脱毛によって痛みの不安があるという方は、ダイオードレーザー脱毛器を勧められるケースが多いのです。

施術部位による問題

一口に医療レーザー脱毛といっても、施術を行う部位によって痛み方には大きな差があります。

これは、医療レーザー脱毛に限らず、光脱毛やフラッシュ脱毛においても同じことが言えますが、皮膚が柔らかい部位や体毛が太く濃い部位というのは比較的、照射の際の痛みが生じやすい部位として挙げられます。

逆に、皮膚が比較的丈夫で体毛が細く薄い部位というのは、照射の際の痛みが生じにくいとされているのです 具体的な部位で挙げると、痛みが生じやすい部位としてはワキやデリケートゾーン痛みが生じにくい部位としては、おしりや腕、背中などですね。

部位ごとの毛質や毛量、皮膚の柔らかさなどを見てみると納得ですね。

医療レーザー脱毛の痛みを軽減する方法:クリニック編

痛みが生じやすいと言われる医療レーザー脱毛ですが、施術を行う上で、クリニック側で痛みを予防してもらうことは出来るのでしょうか?

もちろん可能です。 まず、医療レーザー脱毛の場合、施術を行うのは医療機関となりますので、麻酔を使うことが出来ます。

麻酔といっても、一般的に外科手術などで使われる全身麻酔ではなく、皮膚の表面の感覚を麻痺させるクリーム状のものや痛みを感じにくくする効果のある笑気ガス麻酔となります。

笑気ガス麻酔に関しては、施術後、一定時間は車の運転などを控える必要がありますが、入院は必要ありませんし、麻酔が抜けるまで何時間も病院で待機する必要もありませんので安心です。

また、これらの麻酔に関しては施術料金に含まれておらず別料金となりますが、目安として1部位に対し2,000~3,000円程が相場となりますので、麻酔を使ったからといって高額な請求がくる心配もありません。

自分でできる、医療レーザー脱毛の痛みを軽減する方法

医療レーザー脱毛の施術による痛みを自分で軽減する方法はあるのでしょうか?

全く無痛にすることは難しいかもしれませんが、痛みを大きく軽減することは充分可能だと言えます。

以下に自分でできる痛みの軽減方法をまとめてみましたので是非、ご参照ください。

  • 日頃から施術部位の保湿ケアを徹底する
  • 施術部位の日焼けを避け、UVケアを怠らない
  • 脱毛の施術スケジュールは、生理期間中はもちろん、生理直前、直後は避ける
  • 施術中、痛みを感じた部位を冷却してもらう
  • レーザーの出力量を下げてもらう

施術部位は、保湿ケアが不十分で乾燥していたり日焼けをしてしまうと、施術中の痛みが生じやすくなってしまいます。

日頃から、保湿を心掛け肌トラブルのない肌をキープしておきましょう。

また、生理前後というのは、普段よりも痛みに対して敏感になりますので、施術スケジュールが生理中はもちろん、生理直前や生理直後と重なってしまう場合は、早めにスケジュールの変更を申し出ましょう。

更に、施術中、痛みが生じたけれど麻酔を使うほどではないという場合には、患部を冷やしてもらったり、レーザーの出力量を下げてもらうことで痛みを軽減することが可能ですので我慢せず、施術者に相談してみて下さいね。