脱毛にトラブルはつきもの?打ち漏れがあった時の対処法

脱毛に良く見られるトラブルのひとつに「残り毛」があります。

この「残り毛」の原因に多いのが、レーザー脱毛や光脱毛での照射漏れです。

せっかくお金をかけて脱毛しているのに、毛が残っている部分があったら結構ショックを受けるもの。

ここではそんな「残り毛」や「照射漏れ」について、原因や対処法などを詳しくご紹介していきます。

そもそも毛が抜けるタイミングって?

脱毛に大きく関係している「毛周期」。

発毛の仕組みを知るためには、「発毛のサイクル=毛周期」を学ぶことからスタートしましょう。

毛周期とは?

私達の毛を作り出しているのは毛根の中にある毛母細胞。

毛母細胞は一定のサイクルで細胞分裂を繰り返し、発毛や毛の成長を促しています。

このサイクルを「毛周期」と呼んでいます。

毛周期は「成長期」「退行期」「休止期」の3つのサイクルから成り立っています。

休止期」…毛母細胞が休んでいる時期で、毛穴の中に毛がない状態を指します。
成長期」…毛母細胞が活発に細胞分裂を繰り返します。発毛が始まり、どんどん毛が伸びる時期です。
退行期」…毛の成長が少しずつ止まり、毛母細胞から離れる準備が始まります。

その後、毛は抜け落ちていき、再び休止期に入ります。

毛周期は、毛の生えている部位によって違いがあります。

髪の毛やワキ毛、Vラインなどは約4ヶ月、手や足の場合は3ヶ月~5ヶ月程度、眉毛やまつ毛で約2ヶ月のサイクルとなっています。

脱毛は「成長期」に合わせて行なうことが一番効果的

しかし同じ部位でも3つのサイクルが入り混じっているため、成長期にある毛を脱毛しても休止期や退行期にある毛母細胞からは、また新たな毛が生えてきます。

脱毛に時間がかかるのは、このサイクルがバラバラだからなのです。

光脱毛やレーザー脱毛で施術した場合、毛が抜け始めるのは体毛で2~3週間後、顔であれば1週間前後と言われています。それまでの間は、まるで脱毛なんかしなかったかのように普通に毛が伸びて来るので、心配になる人も少なくありません。

但し3週間経っても毛が抜け落ちない場合は、しっかり施術できていない可能性があるため、脱毛を行なったクリニックやエステサロンに連絡してみましょう

抜け残った毛から考えられる3つのタイプ

施術を行なった部位のほとんどの毛が抜けない場合

脱毛の施術をしてもらったはずの部位に、2~3週間経ってもほとんどの毛が残っている場合は、照射力(熱量)の不足が考えられます

これは次の施術の際に照射力を上げてもらえば解決することと思われますが、今回の施術分を無料でやり直してもらえるかどうかは、しっかり確認した方がいいでしょう。

但し髭脱毛の場合はなかなか毛が抜けきれないことも珍しくありません。

少し回数を経て様子を見てもいいですが、不安な場合は施術を行なったクリニックやエステサロンに連絡して確認することをオススメします。

まとまって一部分だけが残っている場合

まとまって一部分の毛が残ってしまっている場合は、照射漏れ(打ち漏れ)が考えられます

素人が見ても「これは、おかしいだろう」という残り方をするので、抜け残った毛の種類の中では分かりやすいケースとも言えるでしょう。

毛がバラバラに抜けている場合

この場合は毛周期が関係していることが考えられます。 前述したように、同じ部位の毛でも毛周期はバラバラ。

ある程度の回数を経ないと、しっかりとした効果が見られないこともあります。 毛周期というサイクルを踏まえた上でも不安がある場合は、施術を行なったクリニックやエステサロンに問い合わせてみましょう。

残っている毛が全体の3割を超える場合は、照射力不足も考えられます

次の施術の時に照射力を上げてもらえば解決することと思われますが、今回の施術分を無料でやり直してもらえるかどうかは、しっかり確認しておいた方がいいでしょう。

照射漏れの原因には、どんなことがあるの?

レーザー脱毛でも光脱毛でも、良くあるトラブルのひとつに照射漏れ(打ち漏れ)があります。起こりやすい場所としてはあご・あご下・VIOライン・ひざから足首にかけてなど「平面ではなく丸みやカーブのある部分」「部位と部位の境い目」などです。

前述した通り、どちらの脱毛方法もその場ですぐ毛が抜けるわけではないので、施術中に照射漏れがあるかどうかを見極めることはできません。照射漏れがあったかどうかは、施術後2~3週間経ってからでないと分からないのです。

また光脱毛に多いと言われるのが、「浮かし漏れ」。

レーザー脱毛の場合は肌表面からある程度離れた位置から照射しても、しっかり脱毛を行なえるパワーがありますが、光脱毛は照射力が弱いため機器が肌から離れるとその効果が得られなくなってしまう可能性があるのです。

脱毛後一定期間経過しても、毛が抜け落ちない部分がまとまって残っている場合は、照射漏れの可能性が高いので、施術を行なったクリニックやエステサロンに連絡してみましょう。

照射漏れかも…~どんな対処をしたらいいの?

「照射漏れ(打ち漏れ)かな?」と思ったら、なるべく早く施術を行なったエステサロンやクリニック等へ連絡を入れましょう。

その状態をすぐに見せに行けそうにない場合は、証拠になるような写真を撮っておくことが大切です。

新しい毛が生えてきてしまうと、照射漏れがあった箇所を限定するのが難しくなってしまうこともあるからです。

照射漏れはほとんどの場合、無料で再照射を行なってもらえます。

「向こうのミスなんだから、そんなことは当然でしょ!」と思う人も多いのですが、実は無料で対応していない所もあるのです。

これは契約前のカウンセリング時に、きちんと確認しておくことが大切

脱毛料金に何がどこまで含まれているのか、その内訳をしっかり聞いておきましょう。

また再照射を保証している期間が限られているケースも多いので、早め早めに対処する必要があります。

照射漏れ・照射漏れじゃない~その判断方法とは

こちらが「照射漏れだろう」と思っていても、そうではないと言われてしまうケースも少なくありません。

部位と部位の境い目

施術範囲の部位と、そうでない部位が隣り合っている場合に起こりやすいのがこのケース。

「施術範囲はここまでの筈」という思いこみがトラブルを招く原因になります

例えば「背中」という部位ひとつ取ってみても、

  • 背中と肩の境い目は?
  • 背中と首の境い目は?
  • 背中と腹部の境い目は?
  • 背中とお尻の境い目は?

自分では「ここら辺でしょ」と思っていても、クリニックやエステサロンで決められている範囲とは違っていることも決して珍しくありません。

これが原因で、照射漏れかどうかのトラブルに発展することもあるので注意が必要です。

施術範囲に関しては、事前にしっかり確認するようにしましょう。

色素沈着や肌荒れがあって照射ができない場合

光脱毛やレーザー脱毛の場合は日焼けした肌、ほくろやシミなどの色素沈着がある箇所、何らかの肌トラブルを起こしている部分には施術を行なうことができません

カウンセリングの時に説明を受けていた筈なのに、ついうっかりと忘れてしまっていたり、逆に施術する側の説明不足であったりといったことも考えられます。

カウンセリングの時は説明される内容が多いので、その全てを記憶しておくことは難しいかも知れません。ですから脱毛に関する知識を予めある程度持っておくことも非常に重要なのです。何も知識がない状態で行くよりは、冷静に余裕を持ってカウンセリングを受けることができるようになるでしょう。

◆照射漏れは…

  • 施術から2~3週間経たないと判断がつかない
  • 照射漏れかなと思ったら、なるべく早く連絡する
  • 証拠になる写真などを撮っておく

◆カウンセリング時に必ず確認しておきたいこと

  • 施術範囲がどこまでになるのかを細かく確認
  • 施術可能な部位、不可能な部位の確認
  • 照射漏れがあった時の対応

以上のポイントを押さえておくことを忘れないようにしましょう。

まとめ

  • 脱毛は毛周期の「成長期」に合わせて行なうことが一番効果的。
  • 「平面ではなく丸みやカーブのある部分」「部位と部位の境い目」などが照射漏れしやすい場所。
  • 照射漏れがあった場合、無料で再照射を行なってもらえるのか、再照射を保証している期間はいつまでなのか等、事前のカウンセリングでしっかり確認しておきましょう。